Web Direction East 2008

Inside Web Directions East

ウェブサイトから透けて見えるもの

先週までサイト全体のデザインについて触れてきたわけですが、ここからはサイトの中身についての話に移りたいと思います。といっても、バナーとかロゴのデザインや、社長挨拶の文章の中身について議論するわけではありません。今回からしばらく論じていきたいのは、サイトの「構成」についてです。

サイトの構成とは何を指すのでしょうか。企業サイトを例にして説明しますと、商品紹介、企業情報といったように、コンテンツをどのように分類し、コーナーやページをつくっていくかというプラン設計のことを指します。Web Directions Eastのウェブサイト、http://east08.webdirections.org/ であれば、

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のような構成でサイトが構築されています。

企業のウェブサイトでよくあるのが、閲覧対象者別にコーナーを切り分けているものです。この場合、BtoB顧客向け・BtoC顧客向け・投資家向けのように全体を大きく分類し、それぞれのトップページの下に細かな情報を収録したページを連ねるといった構成がよく採用されています。あなたが所属している企業や団体、学校のウェブサイトはどのような構成になっているでしょうか。構成をみるだけで、その企業や団体の組織の成り立ちというのが透けて見えてきます。

というのも、それぞれのページのコンテンツは、基本的にはそれぞれの担当部署が責任をもつというのが普通でしょう。例えば社長挨拶のページの原稿やレイアウトを経理部門が校正するということはないでしょうし、BtoC顧客向け商品の紹介記事をBtoB営業職の社員が執筆するということもないでしょう。コーナー立てはそのまま、企業のビジネス領域や、各領域を担当する部署を表します。そのため、ページの構成をみれば、どのような対象の顧客に、どのような商品・サービスを提供し、どのような体制でガヴァナンスされているかということが見えてしまうわけです。

ウェブサイトを運営するだけで、アピールしたい情報だけでなく、内部の実態が必然的に外から透けて見られてしまう。この事実を確認してビクッとした方、その原因は組織の在り方ですか?それともウェブサイトの構成のほうですか?次週はウェブサイトの構成について、更に考察していきたいと思います。

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About Web Direction East

アジア初として東京で開催される『Web Direction East』においては、「XHTML」,「 CSS」, 「Ajax」, 「User Experience」,「Information Architecture」各分野での世界最高のエキスパートをアメリカ、イギリス、オーストラリアから招聘。より具体的な内容でウェブ業界全体のスキルアップを狙います。

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